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冬のカーケア ワイパー編

冬用ワイパーにする理由

ワイパーは運転の視界をキレイに見やすく確保する役割があります。
この役割を果たせなくなる時期が多いのが冬。拭き取ったはずがガラスに薄い膜が残り走行しているとガラスが凍ってしまい視界がぼやけて運転が怖いなんて経験ありませんか?これはワイパーゴムが気温の低下により固くなり拭き取りがいまいちになってしまう、ブレード(ゴムと逆側)の金属部分に水分が溜まり凍ってしまいガラスとの当たり面に隙間が生まれてしまう。など冬だから起こる現象なのです。
そこで登場するのがスノーブレード(冬用ワイパー)です。

スノーブレードの特徴

ブレードの部分を金属剥き出しにはせず、気温が低くても固くなりにくいゴムを使用したゴムカバーで覆っているので、凍結することがなくなりガラス面との隙間が常にフィットした状態になり、いつでもキレイに拭き取ることが出来るのです。拭き取り部のゴムも耐寒性耐久性に優れており低温でも柔軟性が良く硬くなることがありません。
ゴムの部分は見た目が全然違うのです。普通のゴムより厚みがあり、ゴムの面積が広くなっています。

基本的には元々付いているワイパーからスノーブレードに交換をする時は、ゴムだけの交換ではなく、ブレードの交換になります。金額は左右で7000円前後と高めですが、見えない視界で運転をして事故を起こすなんてことを思えば安いものです。ですがスノーブレードのゴムが切れてしまった場合ですが、ゴムだけの交換ができないので、またブレードを購入しなければいけません。
そう考えると何回も交換なんて大変なので、冬以外の使用は控えましょう。夏場は気温が上がりガラスの熱はワイパーゴムの天敵。熱によってゴムの劣化は進むので冬以外は普通のワイパーをつけましょう。

冬用ワイパーの選び方

さまざまな種類があり、ブレード購入後、ゴムだけで交換できるものや、拭くだけで撥水効果があるものや、メーカーによって特徴があります。金額も機能や効果によって違うのでしっかりと選んで特徴を把握して選びましょう。
高速の利用が多い、山に行く、スキー場に行くなど当然の吹雪や豪雪に視界が見えないと危険なので是非スノーブレードを装備してドライブしましょう。

ワイパーは上げておく

雪が降ってきた場合、気温が下がりそうな場合にワイパーを立てておきます。
こうすることで、積雪によるワイパーの損傷(重さで曲がります)、ゴムとガラス面の凍結による固着、などを防ぎます。
たまに「大丈夫だろう」と高をくくってそのままにしておいて、雪の重みでアームがゆがんでしまうこともあります。

くっついたままワイパーを動かせばモーターやワイパーリンクに負荷がかかるので別の故障の原因になります。
ワイパーをたてておけばそんな心配もいらないし、雪が積もっていてもワイパーを気にすることなく雪を降ろすことが出来ます。