Good Car Life by ロイヤルオート

黄砂の時の洗車

風に乗って飛んでくるものは花粉の他には黄砂があります。
雨上がりに車が白っぽくになっている、ひどい時にはちょっと外に駐車しておいただけでクルマ全体が細かい砂まみれになっていることも。これは黄砂の仕業です。

黄砂とは?

黄砂とは、中国大陸の内陸部の砂が風に乗って日本まで到達したものです。
「砂」というくらいなので、その成分は細かい岩石です。これが車のボディーやガラスに付いている状態でこすると、細かな傷がつきます。
花粉は「シミ」、黄砂は「傷」を作る原因となりますので、どちらもキチンとしたケアをしてあげてください。

黄砂がクルマについてしまったときは

ガラスならすぐにウォッシャー液で流せば視界は見えますが、ボディーへの付着まで流せません。
これもまた花粉と同様で、放置ではとても良くないのです。洗車方法も同じで、最初にたっぷりの水でしっかりと落としてからスポンジとシャンプーでボディーをキレイに洗っていきましょう。
シャンプーを使うことでボディーに付着している汚れを浮かし、泡に取り込むことで汚れ落ちが良くなります。

洗い方にもコツがあり上から下へを意識しましょう。一気に全体を洗うのではなく上から順に進めていきます。

ルーフ(屋根)からガラス、ボンネット、バンパー、ドアの順で上から洗います。泡の付いたスポンジで擦るのではなく撫でる感覚でいきましょう。ルーフを泡で撫でたらそのままにせず、1回水で流しましょう。泡のまま乾燥してしまうとシミの原因になるので、逆効果になってしまいます。この手順で洗車を進めます。そして洗った後の水滴が自然乾燥してしまうとこれもシミになってしまうので素早く洗って、乾いたタオルや吸水タオルでしっかりと吹上げをしましょう。

ウォッシャー液も確認

花粉も黄砂も同じことが言えますが、ボディーとガラスが汚れるのです。
走行中にガラスの汚れを落とすときはウォッシャー液を使うと思います。しかし、液量をしっかりとチェックしていないと、ふとした瞬間に液が出なくなるなんてこともあります。ウォッシャー液なしではガラスの汚れを落とすことは不可能です。乾いたガラスをワイパーでかいても汚れを伸ばすだけで視界を悪くする一方なのです。汚れで濁ったガラスでは視界なんてほとんど見えません。見えないままの走行なんて恐怖でしかないです。
ウォッシャー液を入れるタンクの容量も車種によって違いますが平均でも2ℓでしょう。使う頻度で変わりますが無くなる時はすぐになくなりますので日頃から点検をして補充しておきましょう。