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車検証が電子化に!?

みなさんこんにちは!

突然ですが、みなさんは「車検証」を無くされたことはありますか!?普段、なかなか見ることのない車検証。どこかへ紛れ込んでしまったり紛失してしまったという話はかなり多いです。

そんな中、昨年の8月頃から国土交通省で車検証の「電子化」が検討されているようです。今までは紙ベースだったものがICカード化やスマートフォン・パソコンなどのアプリから確認できるようになるかもしれません。これなら無くす心配もないですし車検証が必要な手続きが簡単になるようです!今回は「車検証電子化」のメリット・デメリットについてお話します。

1⃣車検証の電子化に伴うメリット

①各種手続きの負荷軽減

自動車保険加入時や保険金の支払い時に車の情報が必要になるため車検証のコピーや確認して電話等で情報を伝える必要があります。しかし、車検証が電子化されると保険会社でも車検証情報を確認することができるため保険契約者も保険会社側も負担が軽減され、利便性が高まります。また、最近話題の「ASV割引」みなさんはどんなものかご存知ですか!?乗られているお車の”安全性能”自動ブレーキや衝突軽減システムなど、先進安全自動車である場合保険料の割引が対象となります。しかし自分の車が対象なのかどうか・・わかりませんよね。ですが車検証が電子化されれば保険会社で電子上で確認ができるので手間がはぶけます。

②車検後の車検証の即日交付が可能

今までは、車検後古い車検証を運輸支局へ持っていき作成してもい後日郵送というシステムでしたが電子化になるとその場で情報を運輸支局へ送り、審査後に更新可能通知が届き整備工場で車検証情報の更新を行うことができます。

③リコール情報提供・不正車両取り締まり

お乗りの車がリコールの対象であった場合電子上で対象車種がわかりすぐに対象者へ連絡することが可能になります。事故時などには警察・消防への情報提供にも繋がります。また、車検証の電子情報をもとに車検切れの車両・無保険の車両などの不法車両情報の把握・取り締まり・使用者への通知等ができるようになります。

参照 国土交通省ホームページ  http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000034.html

2⃣車検証の電子化に伴うデメリット

①導入コスト

システム開発及び運用・ICカード等の製造・ネットワークの設備・専用機器の使用など導入コストがかかることが予想されます。

②電子情報の確認方法

電子化した情報を確認したり・提示するにはパソコンやスマートフォンなどの電子機器が必要になります。お持ちではない方や、ご高齢の方など操作性なども留意点になります。

③セキュリティー対策

不正アクセスや情報漏えい、偽造などセキュリティー対策を万全にしていかなくてはならない。

 

いかがでしたか?”車検証の電子化”とても便利なところもあれば不便なところ心配なところもありますよね。すでに海外ではオランダ・スロバキア・オーストリアなどでは車検証が電子化されICカードで導入されているようです。日本ではまだ検討段階なので今後の発展に期待できそうです。