今までの塗装は車にあるカラーNoを見てその色のデータを元に何種類もの塗料を入れて色を作っていましたが、今は専用のカメラでボディーを撮影しパソコンに繋げるとコンピューターが読み取り色の配合を算出してくれます。

それを元に色を作り車に塗装をしていきます。
簡単そうに見えますが、データ通りに色を作っても中々現車と同じ色にはならないのです。車は日焼けにより塗装の色が薄くなってしまう部分もあります。
塗装する部分と同じ色にしなくては見た目で修理したんだなと分かってしまうので、調色と言って現車に近い色を作ります。調色は目で見て判断をしなくてはいけないので、塗装の職人技が光る部分になります。油性と違い水性塗料は色味が強いので、1滴2滴の違いで色が変わるので難しい作業になります。

完成した色はパソコンにデータとして保存されるので、データ量が多いほど現車に近い色の算出が出来るため調色の時間短縮になり効率は上がります。

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